ローマを去るフランチェスコ・トッティ【写真:Getty Images】
2016/17シーズン限りでローマを退団する元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティは、現役を続行する可能性も否定はしていない。中国へ移籍する可能性が高まっているとも報じられている。
下部組織からローマ一筋で過ごし、トップチームで25シーズンを戦ってきたトッティ。クラブを象徴する存在となった大ベテランは、この夏で満了する契約を更新せず、退団することになった。先月28日に行われたセリエA最終節の終了後には、本拠地オリンピコでの盛大なセレモニーでファンに送り出された。
40歳という年齢から、このまま現役を引退するのではないかとの見方も強い。引退すればローマが何らかのポストを用意することも間違いなさそうだ。だがトッティ自身は、まだスパイクを脱ぐことを決めてはいないと言い続けてきた。
イタリアの週刊誌『キ』による独占インタビューでも、トッティはその姿勢を変えてはいない。「今は少しリラックスしているところだが、これからどうなるかは分からない。プレーすることを完全に終えたとは限らないよ」と同選手は語った。
トッティは中国へ移籍する可能性が高まりつつあるとも報じられている。友人のアレッサンドロ・ネスタ氏が監督を務める米国のマイアミFCに加入する可能性もあったが、中国クラブのオーナーである大富豪が、1シーズンだけでもトッティをプレーさせるため巨額のオファーを準備しているという。
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