チェルシーのエデン・アザール【写真:Getty Images】
チェルシーのベルギー代表FWエデン・アザールが、噂されるレアル・マドリー移籍について言及した。ベルギーメディア『Het Laastse Nieuws』が伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)史上初の連覇を達成したマドリーは、来季の補強における最大の目玉としてアザールを狙っていると頻繁に報道されている。
アザールとチェルシーの契約は2020年までとなっているが、いまだ契約延長は進んでいない。しかし、アザールは契約延長に楽観的な姿勢を示している。
「フットボールではどんなことも起こり得るけど、今この瞬間はチェルシーの選手で契約もある。新しい契約のオファーはないけど、すぐにあるはずさ」
「もちろんマドリーからの話も聞くだろう。全選手の夢だからね」と語った一方で、マドリーには移籍する意志がないことを示唆した。
「スペインに行くこともチェルシーに残ることも可能だよ。だけど、もしマドリーに移籍すればベンチに座ることになるだろうね。いまはキャリアで最適な選択をすべきだと思う」
もしアザールがマドリーに移籍すれば、クリスティアーノ・ロナウドとポジションが重なることが考えられる。C・ロナウドはCLで5年連続6度目の得点王を獲得するなど、32歳となった今でもマドリーで最も重要な選手でもあるため、アザールが移籍した場合はベンチに座る時間が増える可能性もある。
【了】