レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、チャンピオンズリーグ(CL)決勝でマドリーを優勝に導く活躍を見せたことで、2017年のバロンドール受賞もほぼ手中に収めたと言えるかもしれない。
マドリーは現地時間3日に行われたCL決勝でユベントスと対戦し、4-1の勝利で優勝。C・ロナウドはチームの1点目と3点目を記録し、CLでは大会史上初となるマドリーの2連覇に大きな貢献を果たした。
今季のマドリーをリーガエスパニョーラ優勝やCL決勝進出へ導いた活躍によって、試合前からC・ロナウドの今季バロンドール受賞は濃厚視されていた。対抗できる選手がいるとすれば、ユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォンがC・ロナウドを完封して優勝した場合だけではないかとの見方もあった。
だが結果は、そのブッフォンからC・ロナウドが2点を奪ってのマドリー優勝。スペイン紙『マルカ』は「ほぼバロンドール」、伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「5度目のバロンドールまであと一歩」と、各国メディアもC・ロナウドの受賞がほぼ確実になったとの見方を示している。
『フランス・フットボール』誌の主催するバロンドールは、年間を通して世界で最も活躍したサッカー選手に贈られる。国際サッカー連盟(FIFA)との連係により「FIFAバロンドール」として受賞者が選ばれていた時期も含め、C・ロナウドはこれまで4回受賞。5度目の受賞を果たせばリオネル・メッシと並ぶ歴代最多タイとなる。
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