ユベントス・スタジアム【写真:Getty Images】
ユベントスは来シーズンから本拠地の名前が変わることを発表した。「ユベントス・スタジアム」は7月1日から「アリアンツ・スタジアム」という名称になる。
2011年からユベントスが本拠地として使用している「ユベントス・スタジアム」は、イタリアで初となるクラブ所有のスタジアム。当初からネーミングライツの売却を視野に入れていたが、7月からドイツ企業の名前を冠することが決まっている。
アリアンツはドイツを代表する世界的な企業で、主に保険・金融サービスなどを提供している。バイエルン・ミュンヘン本拠地のネーミングライツを取得しており、「アリアンツ・アレーナ」はサッカーファンにとって馴染みのある名前かもしれない。
そのほかにも同社は世界各地でネーミングライツを取得しており、オーストラリアのシドニー・フットボール・スタジアムにいたっては2012年から「アリアンツ・スタジアム」だ。
自前のスタジアムを得てイタリア王者の地位を固めているユベントス。イタリアのほかのクラブにはない強みをいかして、さらに差を広げようとしている。
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