浦和サポーター5名が違反行為によって処分された【写真:Getty Images for DAZN】
J1の浦和レッズは、4月30日にNACK5スタジアム大宮で行われた第9節の大宮アルディージャ戦で一部サポーターに違反行為があったとして該当人物を処分したことを発表した。
浦和は5月2日に、「『新たに設置された緩衝帯のフェンスを蹴ったり、メッシュのカバーをはがしたりする等の行為』、『試合後の物の投げ込み行為』等の試合運営を妨げる違反行為」があったことを報告しており、事実確認を行っていた。
その後の調査で当事者5名を特定し、Jリーグで定める統一基準に照らし合わせて処分に至った。
浦和は公式サイトで、「あらためて、当日ご観戦をされたみなさまをはじめ、運営主管である大宮アルディージャ様や多くの方々にご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪文を掲載している。
処分されたうち、4名は浦和が出場する2017シーズン全てあるいは特定の試合までのスタジアム入場禁止となり、うち1名は無期限の入場禁止を言い渡された。また、うち2名は過去にも違反行為があったことも明らかにされている。
浦和から発表された処分内容および期間は以下の通り。対象は浦和が出場する全ての試合。
・全試合で無期限の入場禁止…1名(過去に違反行為あり)
・2017シーズンに開催される全試合で無期限の入場禁止…1名(過去に違反行為あり)
・9月23日に開催されるJ1第27節鳥栖戦まで入場禁止…1名
・9月3日に開催されるYBCルヴァンカップ準々決勝第2戦(対戦相手未定)まで入場禁止…2名
【了】