アトレティコ・マドリーは2018年1月まで補強禁止処分を下された【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーは、今夏も選手補強が禁止となる。1日、クラブ公式サイトで発表された。
アトレティコは18歳未満の選手の獲得および登録で違反があったとして、FIFAから新たな選手登録の禁止処分を言い渡されていた。その後、クラブはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴して処分の撤回を求めていたが、今夏も補強を行うことができない。クラブは発表の中で、この処分は「不当」だと訴えている。
今シーズンのリーガエスパニョーラを3位で終えたアトレティコは昨年、FIFAから2回の移籍市場における補強を禁止されていた。今年1月に1度目の処分を受け、2度目についてはCASの決定待ちとなっていたが、その願いは叶わず。2018年1月の移籍市場から再び補強に動けることになる。
FWアントワーヌ・グリーズマンの去就に注目が集まっているアトレティコだが、ますますエースを手放すわけにはいかなくなった。
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