U-20韓国代表のペク・スンホ(左)とイ・スンウ(右)【写真:Getty Images】
韓国代表のウリ・シュティーリケ監督が、U-20韓国代表のイ・スンウとペク・スンホのA代表入りはまだ早いと語った。韓国メディア『ジョイニュース』が伝えている。
イ・スンウとペク・スンホ、ともにバルセロナBに所属し、韓国で開催されているU-20ワールドカップに出場中。イ・スンウは“韓国のメッシ”とも称され、グループステージで2得点を決めるなど決勝トーナメント進出に貢献している。
どちらも韓国国内では将来を嘱望される逸材で、国内では“バルサデュオ”とも呼ばれている2人について、シュティーリケ監督は「彼らがよくやってくれたおかげで、ベスト16に進出できた」と評価。
その一方でロシアワールドカップ予選に臨むA代表には「残り3試合で抜擢するのは時期尚早である」と、まだ招集しないと述べた。
「世代別の代表選手が、A代表入りやプロデビューすることが簡単ではないことを理解するべきだ。例えば、昨年のリオ五輪に出た選手のうち何人が所属チームでレギュラーに定着できたのか、あるいはA代表に選出されなかったのかはチェックする必要がある」
韓国代表はアジア最終予選7試合を終えてグループAの2位に位置している。残り3試合でカタール(アウェイ)、イラン(ホーム)、ウズベキスタン(アウェイ)と対戦する。
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