ミランの本田圭佑【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA最終節の第38節が現地時間の28日に行われ、ミランはカリアリと対戦。今季限りでの退団を表明したミランの日本代表FW本田圭佑は、ラストマッチに先発で起用された。
ミランとの契約が今季で満了となる本田は、前節終了後に退団を発表。ポジション争いで苦戦を強いられた1年間だったが、最終節では今季2度目の先発に起用されただけでなく、キャプテンマークも巻いてピッチに立つことになった。
昨シーズン最終節以来となるフル出場も果たした本田だが、残念ながら有終の美を飾ることはできなかった。前半に先制を許したミランは、後半にPKで追いついたものの、後半アディショナルタイムに2点目を奪われて敗れる結果に終わっている。
試合を終えた本田は、先日開設を発表したツイッターの公式アカウントで、ミランのサポーターに別れのメッセージを告げた。ミランサポーターの集まるゴール裏観客席の写真を投稿した上で、「皆さん、本当にありがとう」とイタリア語でコメントを添えている。
ミランに加入して3年半で、本田はセリエAで計81試合に出場して9得点を記録した。日本人選手ではセリエA出場数は中田英寿、長友佑都、森本貴幸に次ぎ、中村俊輔と並ぶ4位タイ。得点数も中田、森本、中村に次いで長友と並ぶ4位タイとなっている。
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