ミランの本田圭佑【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA最終節の第38節が現地時間28日に行われ、ミランはカリアリに1-2で敗れる結果に終わった。フル出場を果たしたミランのFW本田圭佑に対し、イタリアメディアはやや低めの評価を下している。
契約の満了する今季限りでのミラン退団を表明した本田は、約7ヶ月ぶりの先発で出場。キャプテンマークも託され、今季初めて90分間プレーしたが、後半アディショナルタイムに決勝点を奪われての敗戦という悔しい結果となってしまった。
伊紙『レプッブリカ』は本田に「5.5」という採点をつけ、「キャプテンマークを巻いてミランに別れを告げた。それが最終戦で最も意義ある点だった」と寸評。プレーの面では特筆すべき部分がなかったと厳しく評している。
『ユーロスポーツ』も同じく「5.5」の採点で、「序盤に何度か悪くない突破もあった。後半にはサイドを変え、献身的に絡んでいたが、インパクトは残せなかった。記憶には残らないパフォーマンスで、キャプテンとしてミランを去った」と記した。
『スカイ・スポーツ』『カルチョメルカート.com』なども同じく「5.5」。敗戦に終わったミラン全体と同じく、いずれのメディアも本田を及第点に届かなかったと評価した。
一方、『トゥットメルカートウェブ.com』では本田に対し、GKジャンルイジ・ドンナルンマと並ぶチーム最高タイの「6.0」をつけた。「良い振る舞いを見せ、大いに奮闘していた」とラストマッチでのプレーを好意的に捉えている。
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