決勝トーナメント進出を決めたU-20ポルトガル代表【写真:Getty Images】
U-20ワールドカップ(W杯)、グループC最終節の2試合が27日に開催された。
グループCでは2連勝を収めていたザンビアがすでに決勝トーナメント進出を決定済み。最終節ではそのザンビアとコスタリカ、ポルトガルとイランがそれぞれ対戦した。
イランは開始4分で先制点を奪ったが、後半に2点を奪ったポルトガルが2-1で逆転勝利。コスタリカ対ザンビア戦は前半にコスタリカが先制し、そのまま1-0の勝利を収める結果となった。
この結果、グループ2位に浮上したポルトガルがザンビアに続いての決勝トーナメント進出を決定。コスタリカが勝ち点4、得失点差ゼロでのグループ3位となった。
6グループの3位チームのうち、成績上位の4チームは決勝トーナメントへ進むことができる。すでに日程を終えたグループA、B、Cの3グループの3位チームの中で最も成績の良いコスタリカは決勝トーナメント進出が決まった。
27日に行われるグループDの最終節でイタリアと対戦する日本は、勝てば突破決定。引き分けて勝ち点4、得失点差マイナス1でのグループ3位となった場合、グループAの3位アルゼンチンの成績は上回るが、グループCの3位コスタリカの成績は下回る。グループBのドイツとは勝ち点でも得失点差でも並ぶため、総得点次第となる。
日本が2-2以上の引き分けなら、ドイツの成績を上回ってグループ突破が決定。1-1なら総得点もドイツと並び、フェアプレーポイントでの比較となる。0-0ならドイツの成績を下回る。1-1や0-0でドイツの成績を下回った場合は突破も敗退も決定はせず、28日に行われるグループE、F最終節の結果を待たなければならない。
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