柏レイソルのサポーター【写真:Getty Images for DAZN】
27日、明治安田生命J1リーグ第13節の試合が各地で行われた。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場チームのうち3チームが決勝トーナメントへ進んだため、ガンバ大阪対鹿島アントラーズ、川崎フロンターレ対浦和レッズの2試合は7月に開催。今節は27日に4試合、28日に3試合が行われる。
27日の14時キックオフの試合は、サンフレッチェ広島対ジュビロ磐田、清水エスパルス対横浜F・マリノスの2カード。広島対磐田は両チームとも得点を奪えず0-0のドローに終わった。
横浜FMは前半15分、クロスのこぼれ球を拾った松原健のシュートが決まって先制。だが後半立ち上がりにはチョン・テセからのボールを受けた白崎凌兵のゴールで清水が同点に追いつく。
その直後の52分、左サイドのマルティノスから送られたライナー性の鋭いクロスにウーゴ・ヴィエイラがピンポイントで合わせて横浜FMが再び勝ち越す。ウーゴ・ヴィエイラはアディショナルタイムにももう1点を加え、横浜FMが3-1の勝利を収めた。清水は公式戦11試合連続で白星を逃した。
15時開始の柏レイソル対大宮アルディージャ戦は、開始2分でアウェイの大宮が先制。CKからのボールに河本裕之がヘディングで合わせた。だが前半40分、味方選手に当たって不規則な回転となったボールの挙動をGK塩田仁史が読み違え、捕り逃したボールを伊東純也が押し込んで柏が同点とする。
後半は59分に武富孝介が決めて柏が逆転すると、64分にも再び武富、67分にはクリスティアーノとゴールを重ねる。大宮は終盤に瀬川祐輔が1点を返したが4-2で柏が勝利を収めた。この結果、リーグ戦7連勝の柏はG大阪を抜いて暫定首位に浮上。大宮は最下位を抜け出すことができていない。
19時キックオフの試合ではサガン鳥栖と北海道コンサドーレ札幌が対戦する。これまでに行われた第13節の試合結果は以下の通り。
清水 1-3 横浜FM
広島 0-0 磐田
柏 4-2 大宮
【了】