U-20日本代表は27日、U-20ワールドカップ（W杯）・グループD第3節でU-20イタリア代表と対戦する。FW久保建英は試合前日、重要な一戦に向けた意気込みを語った。

　ウルグアイに敗れて1勝1敗となった日本。確実に決勝トーナメント進出を決めるためには、同じ勝ち点3で2位のイタリアに勝たなければいけない。

　イタリアの印象について久保は、「特にセットプレーは要注意だと思います」と分析した。

　強豪イタリアとの試合だが、「焦りすぎないこと」を意識すると久保。「チャンスがない試合はないと思うので、しっかり待って、そこで決められるかだと思います」と述べている。

　FW小川航基の離脱はチームにとって大きな痛手だ。エースから「怪我に気をつけろ」と声をかけられたという久保は、「小川選手がいなくなったことはチームにとって本当にマイナスでしかない」と嘆いた。それでも、「自分は小川選手の代わりではないので。小川選手がいなくなったからとかじゃなく、やっぱりチームみんなで戦っていると思うので、自分はいつも通りの力を。小川選手のためにも、日本で離脱してしまった森島選手のためにもチーム一丸となって、決勝トーナメントの切符をつかめたらなと思います」と話した。

（取材：元川悦子【水原】、文・構成：編集部）

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