マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
現地時間24日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)決勝でアヤックスを下して優勝を遂げたマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が、その喜びを語った。
今季のプレミアリーグを6位で終え、来季のチャンピオンズリーグ(CL)に出場するためにはELで優勝するしか手段がなかったユナイテッド。それでもポール・ポグバとヘンリク・ムヒタリアンのゴールでアヤックスを2-0で下し、来季のCL出場権を手にした。
モウリーニョ監督にとってこの試合はUEFAの大会で4度目の決勝だったが、全ての試合で勝利している。2003年のポルト(UEFAカップ、現EL)に始まり、2004年のポルト、2010年のインテル(いずれもCL)でいずれもタイトルをもたらした。
試合後、モウリーニョ監督は英国TV局『BT SPORTS』のインタビューで「我々は全体的に優勝に相応しかった」と述べ、タイトルを勝ち取ったことに歓喜の声を上げた。
「多くの選手が松葉づえをついてトロフィーを掲げているのを見て私は幸せだったよ。さぁこれから休日だ! 代表戦は見たくはない。私は自己中心的だからね。そんなことはできないよ」
ユナイテッドはズラタン・イブラヒモビッチやマルコス・ロホら多くの主力選手が負傷を抱えて決勝を欠場していた。
リーグ戦では不振に喘いだユナイテッドだが、シーズン開幕前のコミュニティ・シールド、FAカップに続いて今季3つ目のタイトルとなった。
「3つのトロフィーに、CLだ。監督として最も難しいシーズンだったが、私は幸せだ。難しいシーズンは終わったけど、とても良いシーズンだった」と、満足感を示した。
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