U-20日本代表の久保建英【写真:Getty Images】
U-20ワールドカップ(W杯)・グループD第2節の試合が24日に行われ、U-20日本代表はU-20ウルグアイ代表に0-2で敗れた。FW久保建英は前半20分からの交代で出場し、後半にはあと一歩のゴールチャンスも生み出していた。
交代出場で決勝ゴールをアシストした南アフリカとの初戦に続き、この試合でも“スーパーサブ”としての起用が見込まれた久保だが、前半早い時間でFW小川航基が負傷するアクシデントが発生。予定より大幅に早い交代出場となった。
持ち味を発揮できず苦戦を強いられた前半を振り返り、「体が温まっていなかったのか、分からないですけど、自分のミスですね」と久保は反省している。「前半は全然良い入りができなくて、ハーフタイムに、これじゃ終われないなと思っていた」
後半には良い形で攻撃に絡むプレーが増え、決定的なシュートやラストパスでゴールを脅かす場面もあった。「後半には全然やれないことはないなと思ったんですが、前半には疑問とか不安もあって、色々なことが良い意味でも得られた試合だったかなと思います」と手応えを感じている様子だ。
だが結局日本はゴールを奪えず、敗戦という結果に終わった。「何回もあったチャンスを決めきれず、逆に相手は一発で決めてきた。負けてしまったというのは正直悔しいですけど、もう終わったことなので、次のイタリア戦に向けて切り替えていきたいなと思っています」と久保は前を向いている。
(取材:元川悦子【水原】、文・構成:編集部)
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