ウルグアイに敗れたU-20日本代表【写真:Getty Images】
U-20ワールドカップ(W杯)・グループD第2節の試合が24日に行われ、U-20日本代表はU-20ウルグアイ代表に0-2で敗れた。
南アフリカとの初戦に2-1の勝利を収めていた日本は、ウルグアイにも勝って2連勝とすれば決勝トーナメント進出を決められる状況だったが、結果は敗戦。ウルグアイがグループ突破を確定させ、日本の運命は最終節にまで持ち越されることになった。
2試合を終えてウルグアイが勝ち点6で首位。イタリアと日本が勝ち点3で続き、得失点差で上回るイタリアが2位となっている。27日に行われる最終節は日本とイタリア、ウルグアイと南アフリカが対戦する。
日本がイタリアに勝ったとすればグループ2位以内で終えることになり、文句なしで決勝トーナメント進出。引き分けや敗戦の場合は3位以下となるが、6グループの3位チームのうち成績上位の4チームもベスト16へ進めるというレギュレーションのため、他グループとの兼ね合いにより突破の可能性もある。
イタリアと引き分けた場合、日本は勝ち点4、得失点差マイナス1でのグループ3位で終了。この成績が3位チームの4番目以内に入るのかどうか、現時点で確実には予想できないが、可能性は十分にあると言えそうだ。過去の大会を例に取っても、同様のレギュレーションの場合、勝ち点4を獲得した3位チームはほぼグループを突破することができている。
イタリアに敗れれば勝ち点3での終了となるが、南アフリカがウルグアイに勝てずに日本が3位のままなら、決勝トーナメント進出の可能性は残る。他グループとの兼ね合いにより、勝ち点4の場合と比べて突破の可能性はかなり下がるが、“滑り込み”で16強に席を確保できるかもしれない。
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