シーズン終了までのレンタルで【写真:goal.com】
14日、ミランFWアレッサンドロ・マトリのフィオレンティーナ移籍が確実になった。ミランがクラブの公式ウェブサイトでレンタル移籍を明かし、選手はすでにフィレンツェ入りしている。
フィオレンティーナはFWマリオ・ゴメスの復帰が長引き、FWジュゼッペ・ロッシもひざのじん帯損傷で長期離脱となった。前線を担う主力2人が同時離脱したことで、クラブはストライカー獲得に動くことを認めていた。
白羽の矢が立てられたのが、ミランで苦しんでいたマトリだ。マッシミリアーノ・アッレグリ前監督の要望で昨年夏にユヴェントスからミランに加入した同選手だが、リーグ戦でわずか1ゴールと得点を挙げられず、大きな批判を浴びていた。
ミランは15日のコッパ・イタリア5回戦スペツィア戦の招集発表の中で、マトリがミランを去ったことを明かし、シーズン終了までのレンタル移籍でフィオレンティーナに行くことを認めている。
マトリは14日にフィレンツェ入りしており、フィオレンティーナの公式チャンネルのインタビューで、次のように話した。
「あとは最後の細部を詰めるだけで、監督に使ってもらえる状態だよ。調子は良い。この数カ月でやってきたことは別にして、常にトレーニングはしてきた。プレーする調子にあると感じている。たくさんゴールを決めてリベンジしたいと意欲にあふれているよ」