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ドイツの“問題児”が来季は香川真司の同僚に? リーグ後半戦だけで13G7Aの大活躍

text by 編集部 photo by Getty Images

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ブレーメンのマックス・クルーゼ【写真:Getty Images】

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントはブレーメンのFWマックス・クルーゼに興味を持っているようだ。23日付けの独紙『ビルト』が報じている。

 記事によると、来季からドルトムント監督の就任が噂されているルシアン・ファブレ氏(現ニース監督)がクルーゼの獲得を熱望していると伝えている。両者は2013年から2015年までボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)で師弟関係だった。

 ドルトムントはエースのピエール=エメリク・オーバメヤンが来季パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が噂されており、代役として29歳のストライカーを考えているようだ。またクルーゼ獲得に必要な1500万ユーロ(約18億円)もドルトムントにとっては支払い可能な額であろう。

 クルーゼはここ数年ピッチ外で問題を多く起こしていた。2014年にはブラジルW杯のメンバーに落選した後、所属クラブに無許可でポーカーの世界大会に出場しクラブから注意を受けた。2015年にはベルリンでタクシーに乗車した際、7万5000ユーロ(約950万円)の入ったバックを後部座席に忘れるという騒動も起こしていた。

 そんな“ドイツの問題児”は今季序盤こそ膝の怪我で戦列を離れていたが、後半戦だけで13ゴール7アシストと大活躍した。6月からロシアで開催されるコンフェデ杯のドイツ代表には選ばれなかったものの、クルーズにとっては復活を印象付けたシーズンとなった。

【了】

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