U-20ベネズエラ代表のウィルケル・ファリニェス【写真:Getty Images】
韓国で開催中のU-20ワールドカップ(W杯)は、グループBの第2節が23日に行われ、U-20ベネズエラ代表がU-20バヌアツ代表に7-0の大勝を飾った。
大会開幕戦でドイツを破って白星スタートを切っていたベネズエラは30分に先制点を奪うと、42分にはMFセルヒオ・コルドバが2試合連続のゴールを決めて追加点。一旦はオフサイドがあったという判定でノーゴールとされたが、ラストパスとなったボールを送ったのはベネズエラではなくバヌアツの選手であったことがビデオ判定で確認され、判定が覆った。
後半開始直後に3点目を加えたあと、56分にハンドでPKを獲得すると、蹴るのはなんとGKのウィルケル・ファリニェス。このチャンスを確実に決めてリードを4点に広げた。
ベネズエラはその後もさらに得点を重ね、最終的に7-0で大勝。2得点を記録したコルドバは、計3得点で大会得点ランクの首位に立っている。
この結果により、ベネズエラは“一番乗り”での決勝トーナメント進出が決定した。グループの他の試合の結果により3位となる可能性は残されてはいるが、3位のうち上位4チームも決勝トーナメントへ進む。勝ち点6を獲得したベネズエラは、グループ3位になったとしても他グループとの兼ね合いにより勝ち進むことができる。
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