マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグの最終節となる第38節が現地時間の21日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはクリスタル・パレスに2-0の勝利を収めた。ジョゼ・モウリーニョ監督による試合後の会見は、「記録的」な短さであったことが話題となっている。
すでに6位での今シーズン終了が確定していたユナイテッドは、若手を数多く起用しながらも白星でシーズンを終了。試合後には、モウリーニョ監督は定例の監督会見に臨むはずだった。
だがモウリーニョ監督が会見室に入場し、広報担当者が「何か質問はありますか?」と問いかけるも返答する記者はなし。モウリーニョ監督は「グッド」と一言だけ発して席を立ち、会見室を後にした。その間、わずか11秒ほどの出来事だった。
英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えるところによれば、モウリーニョ監督が会見室に姿を見せた時点で、多くの記者はまだスタンドで選手たちのウイニングランを見ていたという。会見室に来ていた記者はわずか数名でしかなかった。
その後モウリーニョ監督は、クラブ公式チャンネルの『MUTV』で短くコメント。「あまり質問はしないようにしてほしい。決勝があるからだ。家に帰らせてくれ」と告げ、24日に予定されるヨーロッパリーグ決勝のアヤックス戦に集中する姿勢を強調した。
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