エイバルの乾貴士【写真:Getty Images】
スペイン・リーガエスパニョーラの最終節となる第38節が現地時間の21日に行われ、エイバルはアウェイでバルセロナと対戦。エイバルのMF乾貴士は2ゴールを挙げる活躍を見せたが、2-4で敗れる結果に終わった。
レアル・マドリーを逆転しての優勝に望みを繋ぐため勝つしかなかったバルサに対し、乾は前半7分に右からのクロスに合わせて先制ゴールを記録。さらに61分にも右からのクロスを受け、強烈なシュートを突き刺してリードを2点に広げた。
だが、そこからバルサが底力を見せて反撃。2本のPK判定に対して疑問の声もあるが、残り30分から4点を奪ったホームチームが逆転勝利を収める結果となった。
乾は試合後に、ツイッターなどSNSで試合についてコメント。「得点出来たことはほんまに嬉しいし、良かったなぁと思うけど、それ以上に強かった。うまかった。毎回レベルの差を感じさせられる!」とバルサの力に賛辞を送った。
エイバルでの加入2年目は、中心選手の一人として存在感を見せつつ、28試合出場3得点の成績で終えた。「とにかく1シーズン戦えてよかった。楽しいシーズンでした」と乾は振り返り、応援への感謝を述べている。
乾はこれまでにバルサと通算4回対戦し、全て敗戦に終わっている。2015年10月の初対戦は先発出場して1-3。2016年3月には0-4で大敗したが、終了間際に短時間の出場のみだった。今年1月の対戦では先発し、またも0-4で敗れていた。
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