今季初ゴールを祝福される本田圭佑【写真:Getty Images】
ミランのMF本田圭佑は21日、ボローニャ戦に途中出場し、フリーキックで今シーズンの初ゴールを記録した。イタリアメディアは同選手の活躍にチーム最高評価を付けるなどして称賛している。
今季セリエA出場6試合の本田に出番が訪れたのは58分だった。久々に長時間のプレー機会を与えられた10番は、投入直後からキレのある動きを見せて好機に絡むと、73分に鮮やかなFKを直接決めてチームのリードは2点となった。終盤にさらに1点を加えたミランは、6試合ぶりの白星でセリエA6位フィニッシュが確定。来シーズンのヨーロッパリーグ出場権を手にしている。
本田に対するイタリアメディアの評価は高い。『ミランニュース.it』と『ミランロッソネーラ.it』は、ともにチーム最高タイとなる「7」を付け、「素晴らしいFKを決めた」と記している。
同じく最高タイの「7」を付けたイタリア版『ユーロスポーツ』は、「決定的だった」と称賛。『メディアセット』ではチームトップではなかったものの、「6.5」の高評価だった。
本田は今シーズンでミランとの契約が満了となるため、夏に移籍する可能性が高い。最終節はアウェイゲームで、本拠地サン・シーロでのプレーは最後だったという見方が一般的だ。『ミランニュース.it』は「素晴らしい締めくくりになった」とも記した。
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