テネリフェの柴崎岳【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ2部の第39節が現地時間の20日に行われ、テネリフェはレバンテでホームと対戦して0-0のドローに終わった。テネリフェのMF柴崎岳はこの試合に先発でフル出場している。
4試合連続の先発となった柴崎は攻撃の中心として機能し、スルーパスやクロスなどで決定機を演出。だがテネリフェは最後までゴールを奪うことはできず、首位のレバンテとスコアレスに終わった。
この試合での柴崎のプレーに対し、スペインメディアはいずれも高い評価を与えている。地元紙『エル・ドルサル』では単独最高点の「8点」という採点。「日本人は改めてその才能を明確にした。傑出した才能の閃きを提示し、きわめて容易に攻撃のプレーを生み出した」と絶賛している。
『デポルプレス』でも「レバンテ戦のテネリフェのベストプレーヤーは柴崎だった」と評価。「高い判断力を持ってプレーし、プレーを止めるべき時には止めた。スピードとワンタッチを用い、マークを外すプレーでレバンテの守備を突破した」と記した。同メディアの行うマンオブザマッチ投票でも、柴崎は過半数の票を集めている。
大手紙『アス』もこの試合の柴崎を、3点満点(0から3の4段階)で「2」と高く評価している。チーム内では柴崎も含めて2人のみ、試合全体でも最高タイの採点となった。
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