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大迫勇也が今季7点目、アシストも記録。ケルンを25年ぶり欧州の舞台へ導く

text by 編集部 photo by Getty Images

大迫勇也
大迫勇也【写真:Getty Images】

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【ケルン 2-0 マインツ ブンデスリーガ最終節】

 現地時間20日に行われたブンデスリーガ最終節でケルンはマインツをホームに迎え、2-0で勝利を収めた。この結果、ケルンが来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場権を手にしている。ケルンのFW大迫勇也は先発出場で1アシストを記録。マインツのFW武藤嘉紀は途中出場だった。

 第33節終了時点で7位のケルンは、勝てばEL出場権獲得の可能性がある位置。マインツは最終節で10点差以上の大差負けがない限り降格となることはなく、ホームチームは立ち上がりからモチベーションが高かった。

 主導権を握るのはケルンだが、なかなか得点を奪えない。それでも前半終了間際にようやく先制した。左サイドからのスローインを大迫が左後方にヘディングで流すと、ヘクターが受け取ってそのままシュート。良い形で前半を終えた。

 追いかけるマインツは62分に武藤を投入して反撃を目指すも、やはり主導権はケルンだった。

 87分、勝負を決めたのは大迫。ヨイッチが中盤で前を向いてスルーパスを出すと、大迫が抜け出す。GKとの1対1で冷静に仕事をこなし、大迫の今季7点目となるゴールで2-0となった。

 その直後に大迫を下げたケルンは2-0をキープ。他会場では前節終了時で5位のヘルタ・ベルリンと6位のフライブルクがそれぞれ大差で負けており、ケルンは逃げ切れば5位浮上でEL出場権獲得という状況。アディショナルタイムには、歓喜の瞬間を待つファンがピッチ脇まで押しかけた。

 結局2-0のまま勝利を収めたケルンは、1992/93シーズン以来となる欧州カップ戦出場権を獲得。ピッチに多くのファンが乱入して喜びを分かち合った。

【得点者】
43分 1-0 ヘクター(ケルン)
87分 2-0 大迫(ケルン)

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【了】

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