HSVの主将・酒井高徳【写真:Getty Images】
現地時間20日、ブンデスリーガ最終節がドイツ各地で開催される。すでにバイエルン・ミュンヘンがリーグ5連覇を達成しており、最終節の注目は残留争いとなるだろう。
17位のインゴルシュタットと18位のダルムシュタットは2部降格が決定。16位のチームが2部の3位チームとホーム&アウェイ形式の入れ替え戦を行い、敗れれば降格となる。
降格の可能性があるのは武藤嘉紀が所属する13位のマインツ、宇佐美貴史が所属する14位のアウグスブルク、15位のヴォルフスブルク、酒井高徳が所属する16位のハンブルガーSV(HSV)の4チームだ。
特にヴォルフスブルクとHSVは直接対決を迎えるだけに、残留を左右する一戦となる。ヴォルフスブルクは引き分け以上で残留が確実となる一方、HSVは引き分け以下に終われば入れ替え戦にまわることになる。
マインツは数字上は降格の可能性があるが、得失点差でアウグスブルクを大きくリードしているため残留は決定的。アウグスブルクはアウェイのホッフェンハイム戦に敗れ、さらにHSVがヴォルフスブルクに勝利した場合、スコア次第で16位に転落する可能性がある。
酒井がキャプテンを務めるHSVは1963年にブンデスリーガが発足して以来、一度も2部降格を経験していない唯一のチームである。
2013/14シーズンと2014/15シーズンには2年連続で入れ替え戦を戦っているが、いずれも降格を回避している。
13位:マインツ(勝ち点37、得失点差-9)
14位:アウグスブルク(勝ち点37、得失点差-16)
15位:ヴォルフスブルク(勝ち点37、得失点差-17)
16位:ハンブルガーSV(勝ち点35、得失点差-29)
HSV対ヴォルフスブルク
ホッフェンハイム対アウグスブルク
ケルン対マインツ
【了】