現役引退を発表したディルク・カイト【写真:Getty Images】
オランダ1部フェイエノールトが17日、36歳の元オランダ代表FWディルク・カイトが今季限りで現役引退することを発表した。
1998年にオランダのFCユトレヒトでプロキャリアをスタートさせると、2002/2003シーズンにはリーグ戦34試合出場で20得点を決める活躍を見せた。2003年夏にオランダ名門のフェイエノールトへ移籍し、2004/2005シーズンにはリーグ戦で29得点を記録して得点王に輝く。2004年9月にはリヒテンシュタイン代表との国際親善試合でオランダ代表デビューを果たした。
2006年夏にはリバプールに移籍し、2012年にはトルコ1部のフェネルバフチェへ。そして、2015年夏から再びフェイエノールトでプレーしていた。今季はリーグ戦31試合に出場し12得点6アシストを記録。フェイエノールトを18年ぶりとなるリーグ優勝に導いている。オランダ代表としては通算105試合に出場し24得点を記録していた。
カイトはフェイエノールトのオフィシャルサイトを通じて「私は常にキャリアを通して、自分の意思に問いかけながらプレーしてきた。私にとって、引退するのに相応しいタイミングが来たと感じているよ。フェイエノールトに復帰した後の2年間は、リーグタイトルも獲得したし素晴らしいシーズンだったと思っている。フェイエノールトで優勝するために戻って来た。そして、私の夢が全て実現したんだ」とコメントしている。
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