レアル・マドリーは現地時間17日、未消化となっていたリーガエスパニョーラ第21節のセルタ戦(アウェイ)を行う。この試合は、今季のリーグ優勝を占ううえで重要な一戦となる。
当初は2月5日にセルタの本拠地エスタディオ・バライドスで開催される予定だったが、悪天候によりスタジアムの屋根の一部が破損し、安全を確保できなかったことから延期となっていた。
マドリーは日本で開催されたクラブワールドカップへの出場やチャンピオンズリーグを勝ち進んだこと、セルタはヨーロッパリーグで勝ち進んでいたことが影響して代替日の確保が難航し、最終節の直前に組まれることとなった。
第37節終了時点では、バルセロナとマドリーがともに勝ち点87で並ぶ。しかしマドリーはセルタ戦を含めて2試合を残しており、この2試合で勝ち点4以上を奪うことができればバルセロナの最終節の結果に関係なく5シーズンぶりの王座奪還となる。
仮にマドリーが残り2試合で勝ち点3以下しか獲得できなかった場合、バルセロナは最終節のエイバル戦の結果次第で3連覇が決まる。
リーガエスパニョーラでは勝ち点で並んだ場合、当該チーム同士の対戦成績によって順位の優劣が決まる。今季の両チームの対戦はバルセロナの1勝1分であるため、同勝ち点で最終節を終えた場合はバルセロナが優勝となる。
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