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主将・酒井高徳、HSV残留を誓う…ブンデス史上唯一の『降格未経験クラブ』

text by 編集部 photo by Getty Images

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ハンブルガーSVの酒井高徳【写真:Getty Images】

 ハンブルガーSV(HSV)に所属する日本代表DF酒井高徳が、16日付けの独紙『シュポルト・ビルト』でリーグ戦最終戦を前に意気込みを語っている。

 現地時間20日に行われるブンデスリーガ最終節で現在16位のHSVはホームで15位のヴォルフスブルクと対戦する。HSVにとってはこの試合に勝てば1部残留が決定する重要な試合となる。

 そんな試合を前にチームキャプテンの酒井は「我々は最後の最後で常に勝利を収めてきた。この事は我々に勇気と力を与えてくれる」と現状をポジティブにとらえている。

 続けて「大勢のファンの前で試合が出来ることはプラスにとらえるべきだ。チームの後ろにはサポーターがいる。このことは我々にとってとても重要だし彼らが力をくれるだろう」と語った。

 もしHSVが勝利できなかった場合、2部リーグの3位チームとホーム&アウェイ形式の入れ替え戦を行うことになる。ちなみにHSVは2014年にはグロイター・ヒュルトと、2015年にはカールスルーエと入れ替え戦を戦ったがいずれも勝利し1部残留を決めている。

 なお、HSVは1963年にブンデスリーガが発足して以来、一度も降格を経験していない唯一のチームである。

【了】

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