チェルシーのジョン・テリー【写真:Getty Images】
チェルシーの元イングランド代表DFジョン・テリーは、契約満了に伴いチェルシーを退団する今シーズン限りで現役を引退する可能性もあることを認めた。15日付の英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
下部組織からチェルシー一筋でプレーを続けてきたテリーだが、今季限りでの退団が4月に発表された。36歳の大ベテランは現役続行を希望し、中国やアメリカ、プレミアリーグ他クラブなどへの移籍の可能性も取りざたされていた。
だが、現地時間15日に行われたワトフォード戦に出場して今シーズン初ゴールも記録したテリーは、現役を引退する可能性もあると試合後に語った。「レギュラーとしてサッカーをプレーしたいと自分で言ったことは分かっている。だが日曜日が最後の試合となり、引退する可能性もないとは言っていない」
すでに今季のプレミアリーグ優勝を決めているチェルシーは、21日に今季最終節となるホームでのサンダーランド戦を戦う。テリーにとってはチェルシーでの最後の試合となるだけではなく、現役最後の試合となるかもしれない。
「適切なオファーが来るかどうか次第だ。国内であれ国外であれ、それから家族と一緒にゆっくり考える。まだ何も決めていないし、選択肢を検討しているところだ」とテリー。自身と家族が納得できるようなオファーが届かなければスパイクを脱ぐ可能性もあるようだ。
【了】