久保建英【写真:Getty Images】
U-20日本代表は15日、U-20ホンジュラス代表とエコパスタジアムで親善試合を行った。90分間の試合では3-2の勝利をおさめている。史上最年少の15歳でメンバー入りした久保建英(FC東京U-18)は後半から途中出場を果たした。試合後に久保は取材に答えている。
90分間の試合のあと、さらに30分1本のトレーニングマッチが行われた。こちらは15分に高木彰人(G大阪)がゴールを挙げてリードを奪う。終了間際には久保が決定機を迎えてループシュートを放つが枠を外れて追加点は奪えなかった。試合は日本が1-0で勝利している。最後のループシュートについて久保は「決めるつもりだったんで、残念だったです」と答え悔しさを滲ませた。
身体能力の差を感じたか聞かれると「いや、それは感じましたけど、フィジカル勝負は今日あんまりしてないんで。わざわざ感じなくてもいいかなって、もう分かってるんで」と答え、あえて当たらなかったことも明かしている。
そういった中でも、相手が2枚いる中央を仕掛けていくプレーにも挑んでいた久保。「まあ、相手も後半疲れてきて、ボール持ったらドリブルで仕掛けようと思ってたので、そこはフィジカル勝負っていうより、自分が先手取ってるんで、そこは取られることはないかなと思います」とコメントした。
最後に、ワールドカップという舞台で個人としてチームとしてどうしたいかについては「何度もそこは言ってるんですけど、目標は変わんないですし、やるからには高いところを狙っていきたいってのはずっと変わってないです。チームとしてはまあチームっていうのが日本の特徴だと思うので、ホントにチームとしていいところまで行ければなってのはあります。個人としてはピッチ内の自分に注目してほしいっていうのはありますけど。できればドリブルとかそういうところに注目してほしいです」と答えた。
(取材:元川悦子【静岡県】、文・構成:編集部)
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