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レアルDFは「悪党」。バルサ地元紙、“狡猾FKゴール”を酷評

text by 編集部 photo by Getty Images

ナチョ
レアル・マドリーのDFナチョ・フェルナンデス【写真:Getty Images】

 バルセロナの地元紙『ムンド・デポルティーボ』が、レアル・マドリーのDFナチョ・フェルナンデスが決めたゴールを批判している。

 マドリーは現地時間14日、リーガエスパニョーラ第37節でセビージャとホームで対戦。この試合で前半10分に決まったゴールが議論の的となっている。

 ペナルティエリア中央正面で起きたファウルによりマドリーがFKを得た際、セビージャの選手たちが壁を作っている隙にナチョが静止しているボールを蹴り込んだ。セビージャGKセルヒオ・リコは突然の出来事に一歩も動くことができず、セビージャの選手たちも抗議するがウンディアーノ・マジェンコ主審はゴールを認めている。

 このゴールに、バルセロナ寄りで知られる『ムンド・デポルティーボ』紙は「“悪党”ナチョのゴールによりマドリーが前進」と題して報道。「ナチョはマドリーの11人の中で素晴らしい革命を起こした一人だ」と、狡猾に決めたゴールを皮肉を交えて批判した。

 最終的にマドリーはセビージャに4-1で勝利。同日にはバルセロナもラス・パルマスを4-1で下しており、両チームはいまだ勝ち点87で並んでいる。

 しかし、マドリーは未消化となっているセルタ戦を17日に残しているため、2試合で勝ち点4以上を得ることができれば、残り1試合のバルセロナはマドリーを上回ることができない。

【了】

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