モナコのラダメル・ファルカオ【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第37節の試合が現地時間の14日に開催され、首位のモナコと2位のパリ・サンジェルマン(PSG)はともに大勝を飾った。
モナコはホームでリールと対戦。FWラダメル・ファルカオが今季の得点数を21点に伸ばす2得点の活躍を見せ、4-0で快勝した。モナコはこれでリーグ戦10連勝。12月にリヨンに敗れて以来18試合連続の無敗を守っている。
一方のPSGはアウェイでサンテティエンヌと対戦し、こちらも5-0で大勝。エースのFWエディンソン・カバーニが2ゴールを挙げ、今季36点で得点ランク首位を独走している。MFルーカス・モウラも2点を挙げた。
この結果、モナコの優勝は「ほぼ」確実と言える状況となった。首位モナコと2位PSGとの差は3ポイントだが、得失点差でもモナコが17点リード。よほどの異常なスコアでなければ最終節での逆転は起こらない。
しかもモナコはリーグカップ決勝のため延期された第31節サンテティエンヌ戦を未消化で残しており、残りは2試合。PSGは最終節の1試合のみ。モナコが2試合で勝ち点1を獲得すれば優勝決定であり、連敗したとしても得失点差でPSGを上回る可能性は高い。
モナコが優勝を決めれば1999/2000シーズン以来17年ぶりとなる。昨季まで4連覇中だったPSGだが、国内の覇権を失うことになりそうだ。
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