インテルファンが抗議【写真:Getty Images】
インテルは現地時間14日に行われたセリエA第36節でサッスオーロをホームに迎え、1-2で敗れた。DF長友佑都は先発出場したが、前半のみで交代している。
不振を極めるインテルは、今月9日にステファノ・ピオリ前監督を解任した。今シーズン3度目の監督解任劇でファンの不満は爆発し、試合前からチームに対する抗議が続く。
サン・シーロのゴール裏にはインテルの不甲斐なさを嘆く怒りの横断幕がいくつも現れ、「もっとやれ!」「クソみたいなチームだ」と、さまざまな不満の声が飛び出している。
そんな中、解任されたステファノ・ピオリ前監督には温かいエールが起きた。「オレたちはステファノ・ピオリを求めている」とチャントが起きたほか、これまでの仕事ぶりに感謝を示す横断幕も用意されていた。
ファンに突き放されたインテルは、36分に先制を許すと、ハーフタイムに2枚がえ。長友とジョアン・マリオが退いてエデルとアンサルディが入る。
インテルは50分、イエンメッロにこの日2点目を許し、状況が悪化。同選手が66分に交代する際は、インテルファンから拍手が送られた。
その後インテルはエデルのゴールで1点を返すと、ファンが起用を望んでいたガビゴルが78分に投入される。だが、勝ち点を得ることはできず、8試合白星なしでクラブワースト記録に並んだ。
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