マンチェスター・シティのパブロ・サバレタ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティは13日、アルゼンチン代表DFパブロ・サバレタが今シーズン限りで同クラブを退団することを発表した。
現在の契約が今年夏までとなっているサバレタは、クラブに退団の意志を伝えたとのことだ。今季プレミアリーグの残り2試合、ホームでのウェスト・ブロムウィッチ戦とアウェイでのワトフォード戦がシティでの最後の試合となる。
シティはサバレタを「近年のクラブで最も忠実であり最も愛された選手の一人」だと表現し、「火曜夜のウェスト・ブロム戦がパブロのホーム最終戦となる。ファンが彼への評価を示す機会になるだろう」と述べている。
サバレタは2008年夏にエスパニョールからシティに加入。8日早く加入したベルギー代表DFヴァンサン・コンパニと並ぶチームの最古参選手だった。シティが現在のような国内トップクラスの強豪となる以前の時期を知る数少ない選手の一人だ。
シティでは通算300試合以上に出場し、2度のプレミアリーグ優勝などに貢献。シティにとっては“レジェンド”的存在だとして称えられている。同期のコンパニも、「一緒に9年間戦ってきた。本物の戦士でありシティのレジェンドだ」とツイッターでコメントしてサバレタとの別れを惜しんでいる。
今後の去就に関しては、ウェスト・ハムやインテルなどが獲得に関心を示しているとも報じられている。
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