柴崎岳【写真:Getty Images】
【ウエスカ 2-2 テネリフェ スペイン2部第38節】
現地時間13日に行われたスペイン2部第38節でテネリフェはウエスカとアウェイで対戦し、2-2で引き分けた。MF柴崎岳はフル出場で、スペインでの初アシストを記録している。
昇格プレーオフ圏のテネリフェは、勝ち点3差で追ってくるウエスカを引き離したいところ。開始3分、いきなり試合が動いた。
テネリフェは柴崎がハーフウェーラインの手前から前にパスを送ると、ロサノが受けて縦にドリブル。ペナルティエリア右に侵入して深い位置から中をうかがい、クロスを警戒して前に出たGKの意表を突いてそのままゴールに流し込んだ。
ロサノがドリブルで運んで決めたゴールということで、柴崎にアシストがつくかが注目されたが、スペインリーグ公式サイトのテキスト速報では柴崎のアシストと記されており、同選手のスペイン初アシストということになる。
早々と先制したテネリフェはウエスカの攻撃に押し込まれる展開になるが、ウエスカはディフェンスラインが混乱気味。24分には裏に抜けたロサノが追加点を奪い、2点差になった。
76分、セットプレーで1点を返されたテネリフェは直後に交代枠を使い切り、柴崎の3試合連続フル出場が確定。80分に味方との衝突でひやりとする場面もあったが、なんとかプレーを続行した。
だが、リードを維持することはできない。88分、ウエスカにPKで同点弾を決められてしまい、2-2となる。
ウエスカはアディショナルタイムに退場者を出すが、テネリフェが数的優位を生かす時間はなく試合終了。勝ち点1を分け合った。
【得点者】
3分 0-1 ロサノ(テネリフェ)
24分 0-2 ロサノ(テネリフェ)
76分 1-2 ラサロ(ウエスカ)
88分 2-2 サエス(ウエスカ)
【了】