久保建英【写真:Getty Images】
U-20日本代表は12日、ジュビロ磐田とトレーニングマッチを行った。FW久保建英は30分間プレーして得点に絡み、「手応えはあった」と試合を振り返っている。
U-20ワールドカップのメンバーに飛び級で招集されている久保は、30分×2本のトレーニングマッチの1本目に2トップの一角として先発した。
久保は13分、敵陣で前を向き、1人かわしてスルーパスを出す。小川航基が走りこむが、これはDFに阻まれた。24分の先制のシーンでは、久保が縦パスをスルーして相手を引きつけ、抜け出した伊藤洋輝がシュート。GKが弾いたこぼれ球を小川が詰めている。
1-0でU-20代表が勝利を収めたあと、久保は試合を振り返って「短い時間でしたが、何回か良いプレーを出せて手応えはあった。30分間で少し短いので、出し切れない部分はあったが、悪くはなかった」と述べた。
得点シーンのスルーについては、「最初は自分でいこうと思ったんですけど、後ろを見たら伊藤選手がフリーで、ワンタッチで抜けられると思ったので、触るふりをして触らずに…」と咄嗟の判断だったことを明かしている。
U-20ワールドカップは今月20日に韓国で開幕する。初戦は21日の南アフリカ戦だ。
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