安藤梢【写真:Getty Images】
プレナスなでしこリーグ1部の浦和レッズレディースは12日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のSGSエッセンでプレーする元女子日本代表FW安藤梢が6月に復帰することを発表した。
2009年に浦和レッズレディースを離れてヨーロッパに渡った安藤は、ドイツで3つのクラブに所属した。2014/15シーズンには1.FFCフランクフルトの一員としてUEFA女子チャンピオンズリーグで優勝を経験するなど、大きな結果を残している。
日本復帰が決まった安藤は、公式サイトを通じてコメントを残した。
「サッカー大国ドイツでプロサッカー選手としてチャレンジしてきた経験は、私の人生においてとてもかけがえのないものでした。苦しいときもありましたが、夢だったワールドカップ優勝とヨーロッパチャンピオンズリーグ優勝を果たすことができ、充実した日々でした。しかし、ドイツでたくさんのことを学んだと同時に、日本のサッカーの良さをあらためて感じることもありました。そして、日独両方のサッカーの経験を活かして日本でもう一度チャレンジしたいという気持ちを持つようになりました」
「ドイツにいる間、浦和の存在はずっと家族のように心にあり、いつも活躍を願っていました。ドイツに発つ前の最後のピッチで、『待ってるからな!』とサポーターのみなさんが熱い激励の言葉をかけてくれたことは今でも鮮明に覚えています。そのときの約束を、今かなえることができ、嬉しく思います。温かく迎えてくれるクラブにも感謝したいです。シーズン半ばではありますが、浦和レッズレディースのために全力で闘います。応援よろしくお願いします」
安藤はなでしこジャパンで126試合に出場し19得点を挙げてきた34歳のベテラン。ワールドカップに3度、オリンピックにも3度出場するなどしてきた。
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