エデン・アザール【写真:Getty Images】
チェルシーのMFエデン・アザールは、今のクラブでバロンドールを受賞できると信じている。英メディア『スカイ・スポーツ』で語った。
その年の世界一の選手に与えられる個人賞といえるバロンドールは、2008年からクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド→レアル・マドリー)とリオネル・メッシ(バルセロナ)のどちらかが受賞してきた。次のバロンドールもC・ロナウドの受賞が濃厚とみられている。
だが、アザールはいつか自分の番がくると信じており、次のように語った。
「いつかバロンドールを受賞したい。そういう気持ちは持っている。もし実現しないなら、それはそれで構わないけどね。できるだけ良いキャリアにしたいけど、ほかにも受賞にふさわしい選手はいると思う」
「ロナウドとメッシが引退しても、新しい選手が出てくるだろう。例えばネイマールやパウロ・ディバラ、アントワーヌ・グリーズマンといった選手だ。誰にも分からないね」
「ここ10年、バロンドール受賞者はずっとスペインでプレーしている選手から出ている。でも、自動的にそうなるものじゃない。僕が次のシーズン、チャンピオンズリーグで優勝してベルギー代表でワールドカップを制したらどうなるだろう? イングランドでより優れた選手がいれば、受賞できるはずだ」
プレミアリーグ優勝まであと1勝に迫っているチェルシー。来シーズンはヨーロッパでも飛躍を誓っているはずだ。その先にバロンドールという報酬が待っているかもしれない。
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