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ACL日本勢、総勝ち点「38」は6年ぶりの好成績。中韓抑え単独最多は8年ぶり

text by 編集部 photo by Getty Images

鹿島アントラーズ
決勝トーナメントへ進んだ鹿島アントラーズ【写真:Getty Images】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は、10日までにグループステージの全日程を終了した。日本勢はここまで、データの上では過去数年間と比べて好調な成績を残していると言えそうだ。

 Jリーグから今季のACLに出場した4チームのうち、ガンバ大阪はグループステージで敗退。だが鹿島アントラーズ、浦和レッズ、川崎フロンターレはいずれもグループを首位で通過した。過去2年間は4チーム中2チームのみの突破にとどまっていたが、3年ぶりに3チームが決勝トーナメントへ進んでいる。

 さらに、3チームがグループを首位で突破したのは2009年以来8年ぶり。2009年には出場した4チーム全てがグループを突破し、名古屋グランパスとG大阪と鹿島が首位通過、川崎Fが2位通過だった。

 今季出場した4チームがグループステージで獲得した総勝ち点は38ポイントで、これは2011年(44ポイント)以来の好成績。過去5年間は勝ち点30~36の獲得にとどまっていた。

 韓国勢は4チームで勝ち点32、中国勢は3チームで勝ち点37を獲得している。国別の総勝ち点で日本が東ブロック単独最多となるのは2009年以来8年ぶりのことだ(2013年は日本と中国が最多タイ)。

 2007年には浦和、2008年にはG大阪がACLを制してアジア王者となったが、日本勢はその後8年連続で大陸制覇を逃し続けている。今季こそは決勝トーナメントへ進んだ3チームの中からアジアの頂点に立つチームが現れることが期待される。

【了】

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