鹿島アントラーズの鈴木優磨【写真:Getty Images】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループEおよびFの最終節が10日に各国で開催された。
グループEの鹿島アントラーズ、グループFの浦和レッズはいずれも、前節を終えた時点で1試合を残してのグループ突破を決定していた。だが両チームともにグループ1位と2位のどちらで突破するかは確定しておらず、最終節の結果で首位通過を争う状況となっていた。
鹿島はグループ首位に立つタイのムアントン・ユナイテッドとホームで直接対決。19分にFW鈴木優磨が大会3点目となるゴールを決めて先制したが、前半終了間際に同点ゴールを奪われて折り返す。
だが61分、遠藤康からのクロスに合わせた鈴木がまたしてもゴール。そのまま2-1で試合を終え、ムアントンを逆転しての首位通過となった。
浦和は、すでに敗退の決まっている韓国のFCソウルとアウェイで対戦。前半にカウンターから先制点を許すと、そのまま反撃ならず0-1で敗れる結果となった。
だが、首位の座を争っていた中国の上海上港もオーストラリアのウェスタン・シドニー・ワンダラーズに2-3で敗戦。この結果、浦和は上海上港と勝ち点12で並んだが、直接対決のアウェイゴール数で上回るためグループを1位で終えている。
9日に最終節が行われたグループGでも川崎フロンターレが首位通過。グループHのガンバ大阪は最下位での敗退に終わっている。
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