アトレティコ・マドリーのMFサウール・ニゲス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーとのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグを0-3の惨敗で落としたアトレティコ・マドリーは、ホームで行われる2ndレグで最低3点奪わなければならない苦境に立たされている。
そんな中、自身も惨敗の要因のひとつとなってしまったアトレティコのMFサウール・ニゲスは大差での勝利と逆転でのCL決勝進出に不可欠な要素としてサポーターの重要性を訴えている。スペイン紙『アス』が伝えた。
「マドリー相手に、僕たちはサポーターとともに戦わなければならない。特にこのような試合では僕らはなおさら彼らを必要としているんだ。彼らは常に僕たちのそばにいる。ベルナベウで苦しい状況にあった時も。だから自分たちのためだけではなくて、彼らのためにも全力を尽くさなければならない」
しかしサポーターとともに全力を尽くすことを誓った一方で、慎重に、急ぎすぎないゲームプランで臨むことを強調した。
「熱くなりすぎないようにするつもりだ。少しずつ試合を進めていき、無失点を貫くよ。もしマドリーに1点決められたらさらに難しい状況になってしまうからね。前半に点を決められれば僕らは勢いに乗ることができ、逆にマドリーの方は慌てるだろうね」
2年連続の決勝進出を目指すアトレティコは、サポーターの大声援を力に、ホームの地の利を生かして逆転突破を果たすことはできるだろうか。
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