ネイマール(左)とフアン・カルロス・ウンスエ助監督(右)の関係に亀裂が…【写真:Getty Images】
先週に行われたバルセロナのチーム練習にて、ネイマールの練習態度を見たフアン・カルロス・ウンスエ子監督は改善に努めるよう本人に忠告をした。しかし選手本人が反論し、最終的には口論にまで発展したようだ。スペイン紙『マルカ』など複数のメディアが伝えている。
同紙によると、ネイマールのやる気のない態度を見たウンスエ助監督は「そのような態度で続ければ、ロナウジーニョと同じ道を歩むことになる」と具体的な名前を挙げ忠告を促したようだ。
ロナウジーニョといえばかつてバルセロナでも活躍した大スターであるが、一方で度重なる練習への遅刻など素行の悪さが目立ち、2008年のペップ・グアルディオラ監督の就任とともにチームを去ったことでも知られている。しかしそれでもネイマールにとっては母国のアイドルであることは確か。それ故にこの発言は少し癇に障るものだったのかもしれない。
一時は来季以降のバルセロナの次期監督候補としてウンスエ助監督を推していたネイマールだが、今回のちょっとしたいざこざで亀裂が生まれ、意見が変わる可能性もあるかもしれない。
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