ガンバ大阪のサポーター【写真:Getty Images】
【済州ユナイテッド 2-0 ガンバ大阪 ACL 第6節】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループHの最終節が9日に開催され、ガンバ大阪はアウェイで韓国の済州ユナイテッドと対戦した。
ここまで5試合で勝ち点4の獲得にとどまり、通常であれば敗退が決まっていてもおかしくない成績だったG大阪だが、グループHは首位の江蘇蘇寧(中国)を除く3チームが混戦。グループ最下位のG大阪にも突破のチャンスは残されていた。
とはいえ、逆転での突破を果たすためには済州に大勝することが必要。少なくとも4得点以上を奪っての3点差勝利が必要という状況でのアウェイゲームに、長谷川監督は万全のメンバーで臨んだ。
15分にはCKから倉田のシュートがネットを揺らす場面もあったが、オフサイドの判定で得点は認められず。逆に29分、オフサイドラインを破ったチョン・ウンがGK東口と1対1の形となり、米倉が必死に戻って対応するも及ばず先制点を奪われてしまう。
1点ビハインドで迎えた66分にはさらに済州のファン・イルスが追加点を奪う。逆転のためには「5点」が必要な状況となり、反撃は絶望的となった。
そのまま0-2で試合終了。G大阪は昨シーズンに続いてのグループステージ敗退に終わり、2008年以来2度目のアジア制覇を目指した戦いは早くもここで終わることになった。
【得点者】
29分 1-0 チョン・ウン(済州)
66分 2-0 ファン・イルス(済州)
【了】