フランス代表のキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
U-20フランス代表のリュドビク・バテッリ監督は、韓国で今月20日から開催されるU-20ワールドカップに向けた招集メンバーを8日に発表した。モナコで活躍する18歳のFWキリアン・ムバッペの招集は見送られることになった。
ムバッペは今季モナコでゴールを量産する活躍を見せ、数多くの最年少記録を更新。各国ビッグクラブが獲得に関心を示し、欧州で最も注目を集める若手選手の一人となっている。3月にはフランスA代表にもデビューを果たした。
年齢的にはU-20W杯への出場も可能であり、バテッリ監督も招集候補として検討することを以前に明らかにしていた。だが、A代表のディディエ・デシャン監督の意向もあり、本大会には招集されないことが決まった。
U-20W杯と日程の重なる6月初旬には、フランスA代表はロシアW杯欧州予選のスウェーデン戦を予定している。「ディディエはキリアンをキープしておくことに決めた。論理的であり普通のことだ」とバテッリ監督は話している。
同じくA代表でプレーするボルシア・ドルトムントのFWウスマン・デンベレも招集されず。マルセイユのMFマキシム・ロペス、バルセロナやレアル・マドリーなどが獲得を狙うアラベスのDFテオ・エルナンデスもクラブの意向によりメンバー外となった。
フランスはU-20W杯のグループEに入っており、ホンジュラス、ベトナム、ニュージーランドと対戦する。決勝トーナメント1回戦に進んだとすれば日本と対戦する可能性もある。
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