審判を務めたクレイグ・トムソン主審【写真:Getty Images】
現地時間6日にスコットランド1部の試合が行われ、キルマーノックFCはダンディーFCと対戦し0-1の敗戦を喫している。この試合中に副審を務めていたアンドリュー・マクウィリアム氏がレッドカードを提示される場面があった。9日に英紙『デイリー・スター』が報じている。
同紙によると、キルマーノックのコーナーキックの場面でマクウィリアム氏がお腹をさすりながらフラフラとうろついたという。コーナーキックを蹴ろうとしていたジョーダン・ジョーンズがマクウィリアム氏の背中をさすりながら声をかけた。すると急に反転し隅の方に行って嘔吐したとのこと。
そして、チャンピオンズリーグ(CL)の試合を担当したこともあるクレイグ・トムソン主審がマクウィリアム氏に対してレッドカードを提示した。ただ、退場することはなく再び副審に戻っている。過去にはチェコリーグで酔っ払ったまま審判を務めていたマレック・ピルニー氏がライセンスを剥奪される事件も起きているが、今回の事件は体調不良によるものと考えられているようだ。
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