ジョゼ・モウリーニョ監督(左)とアーセン・ヴェンゲル監督(右)【写真:Getty Images】
現地時間7日に開催されたプレミアリーグで、アーセナルはマンチェスター・ユナイテッドを下した。6位アーセナルがチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に望みをつないだ一方で、5位ユナイテッドからギブアップ宣言が出ている。英メディア『スカイ・スポーツ』などが、両指揮官のコメントを伝えた。
アーセナルとユナイテッドは、それぞれ来シーズンのCL出場を目指している。ユナイテッドはヨーロッパリーグ(EL)優勝でトロフィーとCL出場権の2つの目標を達成するため、アーセナル戦でメンバーを落とした。一方でアーセナルは勝ち点3を加えて、4位マンチェスター・シティとの勝ち点差6を維持している。
リーグ戦で4位以内を目指すアーセン・ヴェンゲル監督は、「数字的に可能性が残っている。(ライバルが取りこぼすという)援助が必要だが、自分たちができることは試合に勝ち続けることだ」と述べた。
一方でシティと勝ち点4差のユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、「トップ4入りは不可能だ。我々はELで優勝することによってCLへの道をひらかなければいけない」と語っている。
アーセナルはプレミアリーグ残り4試合、ユナイテッドは残り3試合という状況。未消化の試合に勝つことを想定すれば、アーセナルはまだチャンスを残しているかもしれない。
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