長友佑都【写真:Getty Images】
インテルのDF長友佑都は、現地時間7日に行われたジェノア戦に先発出場した。イタリア大手スポーツ紙が、翌日の紙面で同選手の採点を掲載している。
前節ナポリ戦で決定的なミスをして“戦犯”扱いとなった長友。名誉挽回に燃えていたはずだが、各メディアとも対面するマルコ・ラゾビッチに苦しんだという見方だ。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、「しばしば苦しんでいる」とし、10点満点で「5」の採点。インテルの選手の中で平均的な評価ではあるが、良い印象は与えていない。
『コッリエレ・デッロ・スポルト』も「5」の採点だ。結果を残せなかった前線の選手たちよりも高い評価だが、「ラゾビッチに苦しみ、彼のペースダウンにつけ込むこともできなかった。それにファウルが多い」と、53分に警告を受けた55番を評している。
『トゥットスポルト』は「5.5」と、3紙のなかで最高評価だが、やはり「ラゾビッチのスピードに苦しんだ」という寸評だった。
ここ7試合で1分6敗と泥沼だったジェノアに敗れたインテルは、当然チーム全体が酷評されている。この黒星が長友だけの責任でないことは明らかだが、ミスのあとでポジティブなインパクトを残したかったのは事実。DFクリスティアン・アンサルディの復帰も近づいているだけに、「敗因にならなかった」だけでは満足できないかもしれない。
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