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ヴェンゲル、モウリーニョにリーグ戦初勝利。13戦目でようやく“天敵”破る

text by 編集部 photo by Getty Images

アーセン・ヴェンゲル、ジョゼ・モウリーニョ
アーセン・ヴェンゲル監督とジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

 プレミアリーグ第36節が現地時間の7日に行われ、アーセナルがマンチェスター・ユナイテッドにホームで2-0の勝利を収めた。アーセン・ヴェンゲル監督にとっては、ジョゼ・モウリーニョ監督に対してリーグ戦での初勝利となった。

 たびたび舌戦を繰り広げるなどライバル関係にある両者だが、ピッチ上での結果はモウリーニョ監督がヴェンゲル監督を大きく上回ってきた。古巣チェルシーを率いていた際には、ヴェンゲル監督のアーセナルに対してプレミアリーグで通算5勝6分けの無敗。リーグカップでも2戦2勝だった。シーズン前に行われるコミュニティー・シールドでは1勝1敗で、ヴェンゲル監督が2015年に唯一の勝利を挙げていた。

 モウリーニョ監督が今季からユナイテッドを率いることになって最初の対戦でも1-1のドロー。リーグ戦での対戦成績はモウリーニョ監督の5勝7分けとなっていたが、7日の試合でついに無敗記録が途絶えた。一部主力を温存して若手も起用したユナイテッドに対し、アーセナルが2-0で勝利を収めている。

 4位以内での来季チャンピオンズリーグ出場に望みを繋ぐ上でも大きな一勝だが、ヴェンゲル監督はモウリーニョ監督に対する初勝利という事実に大きな意味はないと主張。「監督対監督だとは思わない」と試合後に英メディア『スカイ・スポーツ』でコメントしている。

【了】

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