CL本戦からの出場を左右する一戦
前節ケルン戦に先発した香川真司【写真:Getty Images】
3位の座を奪えるか。2017年5月6日のブンデスリーガ第32節、ボルシア・ドルトムントはホームにTSG1899ホッフェンハイムを迎える。4位と3位の「直接対決」だ。現在の勝ち点はドルトムントの57に対して、ホッフェンハイムは58。その差はわずか1である。
3位でシーズンを終えれば、来季のチャンピオンズリーグでは本戦から参加することができる。もちろん4位で終えてもCLに予備予選から参戦できる。4位で終えようと3位で終えようと、あまり大差はないのかもしれない。しかし、リーグ戦でバイエルンの優勝が決まってしまった今では、その違いが選手たちにとってモチベーションとなるところはあるはずだ。前節のケルン戦を0-0のドローに終えた後で、香川真司は意気込んだ。
「ホームなので必ず勝たなきゃいけなかったですけど。次まだ直接対決があるので、しっかり勝てるように、と思います」
何よりファンは、どんな時でも勝利を望んでいる。ミッドウィークに試合がなかったことで、リフレッシュと準備のための期間を十分に確保できたドルトムント。ケルン戦で負傷により途中交代したソクラティスはコンディションを整え、長期離脱していたセバスチャン・ローデも当日はメンバー入りするという。再び陣容は整ってきた。やはりホッフェンハイム戦は勝ち切りたいところだ。
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