川崎サポーターが「旭日旗」をACLのアウェイ・水原戦で掲出した(韓国『ヨンハップスポーツ』より)
アジアサッカー連盟(AFC)は4日、サポーターが旭日旗を掲げた問題で川崎フロンターレに1年間の執行猶予付きで1試合の無観客試合処分を科すと発表した。罰金は1万5000ドル(約170万円)となっている。
川崎Fは先月25日にアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の水原三星戦を韓国で戦った。その際に川崎Fのサポーターが旭日旗を出したことが問題視されている。
AFCは27日、川崎Fを処分の対象とすることを発表し、調査が進められていた。その結果、執行猶予付きの1試合無観客試合と罰金が言い渡されている。
川崎F側は「旭日旗は差別的なメッセージを含んでいないという認識」と主張していたものの、AFCの発表では「政治的な思想についての差別的なシンボルが掲げられた」と記載されている。無観客試合はAFC主催ゲームが対象となる。
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