レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでアトレティコ・マドリーでハットトリックを決める活躍を見せた。試合後のコメントをスペイン紙『マルカ』が伝えている。
マドリーは4シーズン連続で実現したCL決勝トーナメントでのマドリード・ダービーで3-0の大勝。2シーズン連続の決勝進出に王手をかけた。
C・ロナウドは「チーム全体が称賛されるべきだ。なぜなら彼らはみんな怪物だったからね。僕たちは最初から最後までよく戦っていたし、僕のゴールが生まれたのは必然だった」と満足感を示した。
3得点目を決めた直後、両手の人差し指を口にあて、両指を振るジェスチャーを観客に向けて行っていたC・ロナウド。
このジェスチャーについて、「私は常にベストを尽くそうとしている。だから、指笛を鳴らさないでほしい」とその意味を明かしている。
驚異的なペースでゴールを量産する一方、批判の対象になったり観客から野次を飛ばされたりすることの多いC・ロナウドだが、本人は観客に声援を送ってほしいと考えているようだ。
CL準決勝という大舞台、それも同じ町のライバルであるアトレティコからハットトリックを奪ったことによって、C・ロナウドはサポーターに明確なメッセージを送ったのである。
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